建築生産設計技術者とは

建築生産設計技術者ってどんな仕事なんですか?
ビルなどを建設する場合、まずはじめに建築プランがあるよね。
設計図のことですよね?
そうそう。設計図には大きく分けると、建築物のデザインを示す「意匠設計」、地震などで倒壊しないよう構造強度を確保する「構造設計」、空調、配管などの「設備設計」があるんだ。
確かにデザインも構造も設備も、それぞれ設計図が必要ですね。
でも、これを元にそのまま建築物を施工することはできないんだよ。
え? そうなんですか?
設計図は完成形をイメージするための大まかな図面で、それを元に施工を請け負ったゼネコンが「施工図」というものを作成するんだ。
施工図? はじめて聞きますね。
施工図のことを生産設計図とも言って、これが建築現場で使われる図面になるんだよ。
そのまま設計図は使えないんですか? 二度手間に思えますけど。
設計図では、デザインや大まかな寸法は決まってはいるけど、細部の寸法やどんな材料や部品を使うか、などは示されていないんだよ。
そうだったんですね。確かにそれじゃあ、現場ではそのまま使えないですね。
建築デザイナーの作った建築プランを現場で実現するために、実際の施工に必要な細かい要素を決めることを「生産設計」といって、作成された図面を「生産設計図」あるいは「施工図」と言うんだよ。
現場で作業する人が使うのが施工図というわけですね。
そういう時には建築生産設計技術者が、設計者と施工業者との間を調整する必要がある。工事を順調に進める重要な役割なんだよ。
建築生産設計技術者のことだいぶイメージできました!
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